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2019.11.05

こま撮りアニメーションを手掛けるTYOドワーフの若手アニメーター 篠原健太が国際賞「NY ADC Young Guns」で日本人唯一の受賞!

株式会社ティー・ワイ・オー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 早川和良、以下「TYO」)のアニメーター 篠原健太(ドワーフ所属)が、NY ADC Young Guns 17を受賞いたしました。
NY ADC Young Gunsは、30歳以下、また2年の実社会経験のあるプロフェショナルを対象とした国際賞です。1996年に世界最古の広告賞「ADC賞」を主催する広告美術団体「アート・ディレクターズ・クラブ(ADC)」によって創設され、現在はニューヨークに拠点を置く非営利団体「The One Club」と「ADC」が合併して設立された「The One Club for Creativity」が主催しています。
17回目となる今年は、45カ国から500人以上の広告、アニメーション、映像、グラフィックデザイン、イラストレーション、写真など多岐に渡る分野の若手クリエイターがポートフォリオを応募し、81人のファイナリストが選出され、その中から28人のWinnerが発表されました。篠原健太は日本人唯一のWinnerで、ストップモーションアニメーターとして受賞いたしました。
授賞式は11月20日にニューヨークのソニーホールで執り行われ、一般投票によって選ばれる「CREATIVE CHOICE AWARD」も発表されます。(11月19日まで https://www.oneclub.org/yg17-public-choice/ より投票可能)。

【受賞者】篠原健太(しのはら けんた)

KentaShinohara_dwarf.jpg≪プロフィール≫
1989年愛媛県生まれ。
小学生の頃にアニメーターを志し、パラパラ漫画を描き始める。大阪芸術大学附属大阪美術専門学校 キャラクター造形学科アニメーション専攻 在学中に制作した「ニワトリ物語~育む時の中で~」が第9回飛騨国際メルヘンアニメコンテストで子どもメルヘン大賞を受賞。その後こま撮りアニメーションの制作を始める。2014年TYO のアニメーションスタジオ「ドワーフ」にアニメーターアシスタントとしてアルバイトで入社、2016年にはアニメーターとして正式参加。こま撮りアニメーター、2Dアニメーター、そしてキャラクターデザイナーとしてその才能が開花中。
Netflixオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』、26thキネコ国際映画祭日本作品短編部門グランプリ作品『モリモリ島のモーグとペロル』ほか、多数こま撮りアニメーションを担当。

●NY ADC Young Guns公式サイト
https://www.oneclub.org/awards/youngguns/17/-bio/yg17-kenta-shinohara

●審査員コメント
篠原氏の作品における細部へのこだわりに、彼の技術の熟達とアニメーションへの理解を感じます。こま撮り、ライティング、構図がとても美しく物語に夢中になりました。作品がどうやって実現可能となったのか不思議に思うほどでした。才能を感じる新人です。

●TYOドワーフについて
広告制作会社TYOの部門であるドワーフは、世界中の人気者となったNHKキャラクター「どーもくん」、フランスでロングラン上映を続ける「こまねこ」をはじめとして、数々のキャラクターやコンテンツを生み出し、卓越した技術力のこま撮りを中心とした映像作品で、国内外で評価され活躍するストップモーション・アニメーション制作スタジオです。オリジナル作品のみならず、さまざまな人気キャラクターや有名コンテンツと積極的なコラボレーションもおこなっています。

http://www.dw-f.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
AOI TYO Holdings株式会社 広報チーム 
TEL: 03-3779-8006

以上